世界遺産キンデルダイク の風車/Kinderdijk,Netherland
2015.11.28(SAT)
オランダといえば風車。 風車と言えばキンデルダイク。自宅から片道2時間程度の場所なのでいつものように一人旅。
寒くて観光客も少なく感じましたが、これまで知らなかった風車の歴史や役割を知る良い機会となりました。 オランダのWorld heritage です。
やっぱり釣り
メインとなる入り口(バス停が近くにある)付近では釣りを愉しむ人々もいて えさ釣りのおじさんは大きな60cmぐらいあるヘラブナ(っぽい魚)を釣り上げていて嬉しそうにしていました。えさ釣りのひと、ルアー釣りの人。この寒い季節に5名ぐらいのひとが釣りを愉しんでいます。(私も人のことは言えません)。あー、ルアーとか持ってきたかった。。
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Kinderdijkの語源
風車がないころは水害がひどく、赤ん坊が川に流されてしまったりなど悲惨だったようです。 そのことから、 Kinder = kid(Engligh) = 子供 Dijk = dike(English) = 堤防 と、地名がついたとされているとのこと。
風車の役割は主に排水機
この地域は海抜マイナス数mです(海より低い)
そこで風車は、この地域の川や湖の水位が必要以上に上昇しないよう、水位の低い方から高い方へ水を移動させるために開発されたのだそうです。
蒸気機関や電気機関に置き換わり始める前の18世紀頃には、なんと千基以上の風車があったそうな。また、家族と生活を共にしながら風車を運営していたそうです。まさに家族経営。 それに風車が止まって水位が上昇すると近くの町が水浸しになったりと大変な災害に繋がりかねないので、仕事は夜中に及ぶこともあったそうです。
でも、家族の暮らす家だったんですね。
見学した風車は博物館的なものでしたが、生活感がよくでていました。 今回の所要時間は、散策(案内図の北側めいっぱいまで歩いて)+風車見学で約2時間ちょっと。